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3.10*観劇レポ「ジキル&ハイド」初日 [観劇レポ:ジキル&ハイド]

ちょっと忙しい時期なので更新滞りがちですが、
3月6日の「ジキル&ハイド」初日の観劇レポです。


2012年3月6日(火)
ミュージカル「ジキル&ハイド」
@日生劇場
S席1階C列上手サイドブロック

*cast*
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド:石丸幹二
ルーシー・ハリス:濱田めぐみ
エマ・カルー:笹本玲奈

アターソン:吉野圭吾
ストライド:畠中 洋
執事プール:花王おさむ
ダンヴァース卿:中嶋しゅう

KENTARO
石山毅
石飛幸治
若泉亮
岡田静
山田展弘
寺元健一郎
二宮優樹
吉田朋弘

松岡美桔
島田彩
やまぐちあきこ
山中美奈
関谷春子
岡村さやか


濱田めぐみさんの退団後2作目!
笹本玲奈さんとWヒロインで、
しかも元四季の看板俳優・石丸幹二さんが主演ということで
とても楽しみにしていましたが、予備知識なしで観劇し…
先日もちらっと書きましたが、(⇒http://memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2012-03-07 )
あまりにも恐くて恐くて[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]
あんなに恐い思いしたのなんて、生まれて初めてなんじゃないかってくらい恐かったです。
特に2幕は、なんであたしお金払ってまでこんな恐い思いしてるんだろうって
何かを越えて腹がたってきたほどでした…(笑)
なので、地元の大千秋楽以外、もう行きません…。
濱田さんの歌は聴きたいけど…
もうあんな恐い思いしたくない…[もうやだ~(悲しい顔)][失恋]

ボニクラもそれなりに恐かったけど…
血はなかったし、それに恐さが違う感じ。
「善と悪」をコントロールできなくなったら、自分もハイドになっちゃうのかなあ
と思うともうなんていうか…いいようのない「恐怖」って感じでした。
四六時中めちゃめちゃ暗いですし。

同じワイルドホーン氏の作品ということで、
ボニクラがなんていうか…リピートしたけど、
ハッキリ言って結構つまらなかったのでどうかな~と思っていましたが
5回目の再演という人気作というだけあって、内容や曲はボニクラより楽しめました[ハート][ぴかぴか(新しい)]

似ている演出もありましたよ[ひらめき]
「その目に」は違う場所にいるけれど、
愛してしまった人のことを想う二人の女性(ルーシーとエマ)のデュエット。
曲想も照明の感じも立ち位置なんかも、
もろボニクラの「愛する人を人は愛す」でした。
でも「その目に」の方がなんていうか…名曲な感じ。(適当…笑)

とりあえず、初観劇だったのであまり細かくレポはできないです…。
石丸幹二さんと濱田めぐみさんの、期待を裏切らない素晴らしさについて書くだけで
終わっちゃうかと思いますがそれでもよければ続きご覧ください!


石丸さん、濱田さんはちょっと「普通じゃない」わけですが
エマ役の笹本玲奈さんは、理想の貴婦人という感じで
母性にあふれた優しいエマを最初から最後まで完璧に崩さずに演じていらっしゃいました。
笹本さん、やっぱりものすごく華があり、ステキでした[ぴかぴか(新しい)]

ただ、ブロードウェイミュージカルライブ
(⇒http://www.memoires-du-son.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28-1 )では、
地声を張るナンバーが多かったのでめちゃめちゃ歌上手いひとだなあ
と思ったのですが、エマは高音域も多くて…
ファルセットでとる音域になると、完璧裏声のような
細いかすれた声になっちゃうのが残念でした[ふらふら]

それでも笹本さんはお上手なのでいいのですが、
ミュージカル初挑戦というエマのお父さん役(ダンヴァース・カルー卿)の方…
演技は素晴らしいのに、歌が…
なんていうか…味があると言えなくもないのですが、
私はマシューのときの日下武史さん並みにヒヤヒヤしました…。
何も、無理に歌わなきゃいけない役でもないと思ったのですが…。
しかも、前回まではずっと浜畑賢吉さんが演じてらっしゃったそうです![あせあせ(飛び散る汗)]
それなら浜畑さんで見たかった…><
…あまりにも元四季の方が揃いすぎるかな?


石丸さんはとにかく出ずっぱりで、
最後の最後に信じられないほど難しそうなビッグナンバーが!
2幕の終盤の方の「対決」っていうナンバーで、ジキルが自分の中のハイドと戦うシーン。
ワンフレーズごとにジキルとハイドが出てくる、まさにこの作品の象徴的なナンバーで、
1番恐かったけれど1番感動しました。
人間ってこんなことできるんだなあって。石丸さん凄い!って半分呆然(笑)
「あれっ…次ジキルだっけ?ハイドだっけ?」
ってならないのかなって友達と話してましたが[あせあせ(飛び散る汗)](笑)

あと、石丸さんの声って、ハイドの時に
どれだけ怒鳴ったりがなったりするように歌っても、
「いや!」って耳をふさぎたくなる汚い声にならないのが凄いなと思いました。


濱田さん、ルーシーは娼婦役ということで覚悟はしていましたが
まさか濱田さんの半ケツ・半チチ…以下自粛。
太もも丸出し!ガーターベルト!ムチ!タバコ!あからさまなthe 誘惑!!!
を見る日がくるなんて思いもよらなかったですorz
ボニクラのときと比べると、少しふっくらされた感じがしました。
…それでもめちゃめちゃ細いですけどね。

個人的には、ルーシーという女性がどうして娼婦宿で働いてるのか、
どんな生き方をしてきたひとなのか、そこまで知りたかった気がしました。
いまいち、どうして娼婦をしているのにルーシーは純粋な心を持っているのか、
なんでそこまでジキルに惹かれるのかが分からなかったので。


前も書きましたが、濱田さんは「負の表現」がお得意と勝手に
イメージを持っているのですが、今回はその表現のお上手さを全面に出せる役というか…

たとえば、1幕の「同情、愛情」ってナンバーは
なんでもない3拍子のバラードで高音でそっと歌う静かなほんとに短い曲。
そのあとに、ほとんどアタッカで「あんなひとが」があるし、
全然インパクトのあるタイプの曲ではないのに、
♪友情、純情、初めての出会い…
みたいな歌詞のところがあって…
濱田さんのぎゅっとしぼるような歌い方があって…
ってことも、表情も、すごく心に残っています。
濱田さんの表現のお上手さの賜物ではないでしょうか?[ぴかぴか(新しい)]

もちろん、がーっと歌いあげる「あんなひとが」も、どこまでも地声全開、
引っかけまくって歌うような‘めぐ節’全開で鳥肌ものでしたけどね[るんるん]
パンフレットの対談で笹本さんもおっしゃっていますが、転調が本当に多い!
特にこの曲なんて濱田さんのロングトーンしながら
上がっていって♭系から♯系に転調してて、(説明下手すぎてすみません[たらーっ(汗)])
それがすごくドラマチックでカッコよかったです。
とにかくメロディが耳に残って残って仕方ないです。
「♪あんな~ひとに であーえれば♪まほーのように!ふふふふふーんふふふーん…」
←歌詞は分かんない…(笑)

「あんなひとが」は、あれだけ盛り上がっといて
まさかのppで静かに終わっちゃいます。
それがその時のルーシーの切なさを表しているような感じ。
でも、2幕の同じくルーシーのソロ、「新たな生活」は
ジキルからの手紙で道が拓けて、初めてルーシーが明るい気持ちで歌う曲だから、
(と、あたしは解釈してます笑)
盛り上がって盛り上がって
(やっぱり転調もしまくって…♪せ かーーい!どこまである教えて♪ってとこ、
‘せ’と‘か’の間で転調してました[がく~(落胆した顔)])終わるので客席の高揚感も凄まじく、
ナンバーが終わった後の拍手は指笛でほとんど歓声に近かったです!

そういえば、やたらと3連符が多い曲で…
ふと音楽理論の授業でシューベルトの何かをやっていたときに
「作曲家が割り切れない思いを書きたいときは、
実際に、(拍で)割り切れない3連符とか5連符を使う」
と先生が言っていたことを思い出しました。

このナンバーのときのルーシーは『割り切れない思い』とは違う気がするけど、
ルーシーの喜びや解放感は、割り切れるほど単純じゃない気持ちで、
じっとしていられない、もどかしいほどの喜びが爆発する曲だから
割り切れない音符がたくさんなのかな…と思いました[ぴかぴか(新しい)]

ボニクラはバラードが多かったけれど、同じワイルドホーン作品でも
ジキハイの方がいい曲!!!って感じの爽快なナンバーが多く、
この曲や、さっき書いた「あんなひとが」もそうだけど
1回しか見ていなくてもメロディが耳に残って口ずさめちゃう[わーい(嬉しい顔)][ハートたち(複数ハート)]

それはともかく…!
この次の曲、パンフレットのナンバーリストでもろネタバレしてたのはショックでした。
曲名が「ルーシーの死」って…[ちっ(怒った顔)][どんっ(衝撃)]

まとまりがなくなってきました[あせあせ(飛び散る汗)]


カーテンコールは、もう早々にスタンディングオベーション!
演出家の方がすごく面白くて、出てきて「どうぞ皆様お座りください」と言って
挨拶を始めて、「それではここですごく大切な方をご紹介します」
「昨年、石丸幹二さんのGOLDカミーユとロダン、
1月に濱田めぐみさんご出演のボニー&クライドを手掛け、
そしてこのジキル&ハイドの産みの親である…
(客席に向かって)いいですか、次立つとこですよ?
フランク・ワイルドホーンさんです!」って(笑)

ワイルドホーンさんは、主演3人の方と抱き合った後
この作品は自分が初めて作曲したミュージカルでいわば「第一子」で
とても大切な作品であること、
今日のこの舞台にいる俳優たちは「ジキル&ハイド」ファミリーの仲間入りだということ、
そして東宝、ホリプロ、フジテレビと観客に感謝します、とおっしゃっていました[わーい(嬉しい顔)][ぴかぴか(新しい)]
お名前の通り、とてもフランクな方でした(笑)


やっぱり私はお子ちゃまで、夢と希望を与えてくれる
四季の作品が大好きだということを、ボニクラに続き再確認してしまったわけなのですが…。
次の濱田さんの作品Songs for a new worldはビジュアルを見る限り、
明るい作品のようなので期待したいと思います><

恐くて恐くて仕方がなかったジキル&ハイド、観劇レポでした![あせあせ(飛び散る汗)]



☆歌詞ちょっと違うけど、笹本玲奈さんが「あんなひとが」を歌っています


初日は客席も四季の方多かったです!!!
岩崎晋也さん、大口朋子さん、リタオさん他数名の方の中になんと樋口麻美さん!
タイミングに恵まれて、あこがれの樋口さんに握手してもらっちゃいました(>_<)[黒ハート]
ドナ10回くらい観ました!とか、イザベルもヴァルも観ました!とか
言いたくてもいざ目の前にすると全然言葉なんて出ません(笑)
ひたすら華奢で可愛くて可愛くて…!しあわせでしたー[黒ハート]
開演前に劇場に入るときに、電話をしながら待ち合わせをしている
柏円さんと撫佐仁美さんも可愛くて目立ってました*

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コメント 4

yukituri

そ、そうですか、そんな苦手でした…?
熱烈オススメした身としてはちょっと責任を感じたり(^-^;
確かに、ほんとに必要?というスプラッタが多い演出です。

でも、お持ち帰りの名曲は多いですよね!
♪まほうのように~ なにもかーも変わる~♪ とか。

新たな生活のご指摘のところは、転調とかまったく意識しないで聞いてましたがf^_^; ちょっとひっかけて歌うような? 濱田節が大好きです。

ダンヴァース卿。だめですよ、無理に歌わなくても? なんて言われたら。あんないい曲揃いなんですから! むしろ 「この人じゃなくても」 です。
失って初めて分かる大切な人、というか、前バージョン観たときにはまったく意識していませんでしたが、浜畑さんって上手い方だったんですね。戻ってきてほしいです…
by yukituri (2012-03-16 18:04) 

ぱぱくま

この演目は初観劇でしたけどいやーすごかったですね。
石丸さん何かが降りてきてたような気がします。
濱田さん四季では絶対に見られない役ですよね!歌をもうちょっと聞きたかったなぁ(^-^;
by ぱぱくま (2012-03-17 14:29) 

-aime-

>yukituriさん

コメントありがとうございます!
いやいや責任なんて感じないでください!><
あたしが究極に恐がりというだけなので…(笑)
コナンとか、学校の怪談とかもダメで、
昔テレビで流行ってたUSOとかも
見ちゃうと夜寝れなくなるタイプで(^^;)
ジェットコースターは大好きだけど、
お化け屋敷は大嫌いなタイプです…

あの引っかけて歌うめぐ節、
ほんとすごいですよね!癖になる!
濱田さんが中毒を引き起こさせる
原因だと思います!(笑)

浜畑さん、
コーラスライン日本初演のザックらしいです☆
by -aime- (2012-03-18 19:57) 

-aime-

>ぱぱくまさん

コメントありがとうございます♪
石丸ハイド、すごいですよね…
恐すぎました…
でも、鹿賀さんのを見ている方からすると
石丸さんのハイドなんて紳士すぎて
全然物足りない..みたいな感じで、
これ以上恐いなんて…
考えられないです。

by -aime- (2012-03-18 20:00) 

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