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10.7*「コーラスライン」初日行ってきました…が。 [観劇レポ:コーラスライン]

2011.10.7
「コーラスライン」@自由劇場

10.7.jpg

ザック:脇坂真人.
ラリー:影山 徹.
ダン:金久 烈.
マギー:勝田理沙.
マイク:笹岡征矢.
コニー:髙野 唯.
グレッグ:道口瑞之.
キャシー:坂田加奈子.
シーラ:団 こと葉.
ボビー:竹内一樹.
ビビ:出口恵理.
ジュディ:坂本すみれ.
リチー:松島勇気
アル:川口雄二.
クリスティン:鈴木真理子.
ヴァル:鳥原如未.
マーク:山本 道.
ポール:田中彰孝.
ディアナ:熊本亜記


「コーラスライン」東京公演初日、行ってきました。
すごく好きな作品で、初日で、1階4列という良席でしたが
まさかここまでガッカリした気持ちだけで帰宅することになるとは予想外です…。


新役の女優さんが多く、しかもそのほとんどの方がここまで間に合っていないのなら
以前出演経験のある方たちでやるなどしたほうがずっと良かったと思ってしまいました。

もちろんベテランの松島勇気さんのリチー、道口瑞之さんのグレッグ、川口雄二さんのアル、
そして坂田加奈子さんのキャシーなどは本当に素晴らしくて安心して見られましたが
正直、その数名の素晴らしい方たちだけでは、払拭できないほどの出来でした…

まず、ザック…
脇坂さんはマンマミーアのビルで東京公演後半ずっと拝見していましたが
セリフがすごくゆっくりで穏やかなトーンなので
どこか『戦場カメラマン』の渡邊陽一さんに似ていて..

ビルではそんなに気にならなかったのですが
ザックの話し方のイメージとはかけ離れていました。
去年の11月の全国公演のザックだった飯野さんや、
それこそ加藤敬二さんのようなビリっとした厳しいイメージ。

しかもすごく緊張していらっしゃるのが伝わってきて、
どしょっぱつすぐにセリフが飛んでしまわれて
シーン…
「君たちの   役が見たいんだ」
…え?!
「落ち着いて」
いやいやあなたが!!!みたいな状態でした。


キャシーとの会話でも、
キャシーはすごく感情が高ぶって気持ちをぶつけているのに
ザックはずっとのほほんとのんびりしていてイライラしてしまうほど。

坂田さんのキャシーはダンスだけでなく、
セリフも本当に見事なほどリアリティがあってすごく切なくなりました。


坂田さんと、ポールの田中彰孝さん(長台詞は噛んでしまったけど..)が
最後に魅せてくれたのは救いでしたが、
それでも、以前「美女と野獣」のベルが素敵だったので
期待していた鳥原如未さんのヴァルは
歌になるととにかく声がかすかすに枯れた状態で
樋口麻美さんは全部地声で歌いきっていた「ダンス10、ルックス3」が
裏声ばかりで心配になるほどだった他、
いくら役柄とはいえ、セリフと歌をがなっているだけのクリスティンや
高音が全く出ずソロパートで見事なくらいに音程が全て外れていたジュディ、
全くハモらない「At the ballet」など…

途中で帰りたくなってしまうほど完成していない部分がたくさんあっていいの?
…と、いらしていた浅利さんに聞きたいほどでした[失恋]




ザック  飯野おさみ
ラリー  影山徹
ダン   朱涛
マギー  勝田理沙
マイク  藤原大輔
コニー  大口朋子
グレッグ 萩原隆匡
キャシー 滝沢由佳
シーラ  増本藍
ボビー  道口瑞之
ビビ   小松陽子
ジュディー 恒川愛
リチー  岩崎晋也
アル   松浦勇治
クリスティン 染谷早紀
ヴァル  樋口麻美
マーク  三雲肇
ポール  田邊真也
ディアナ 熊本亜記

前回は去年の全国公演(多摩)を11月に上のキャストで見て、
そのときがACL生で観たのは初めてだったのですが
ダンスではなく私はピアノで、専門は全く違うけれど
小さいころからずっとそれだけをやっていて
いまも人生をかけているという自分の状況も、どこか重なって
「愛した日々に悔いはない」はすごく胸に響きました。

でも最後にあの「悔やまない」に感動するのは、
それまでの2時間のドラマでひとりひとりの登場人物の生き方を知って、
感情移入して共感できたからだと思いますが、
今回は共感とか、内面的なもの以前に技術的に「しっかりしてよー」な部分が多すぎて
全くストーリーに入り込めなかったので、
あの歌が出てきても…?って感じがして、すごく残念でした。

マンマミーアで芝清道さんがサムだったときに
樋口さんドナがものすごーーーーく良かったように、
相乗効果って絶対にあると思います。
だからもちろんその逆も…。
前回観たときと、今日同じ役で出演されていた方でも
残念ながらずっと以前の方が良かったです。


ネガティブ発信はしたくないので、
このブログにはほとんど良いことしか書いていませんでしたが
今回はどうしても吐き出したかったので許して下さい[あせあせ(飛び散る汗)]


このような気持ちになったのは、私だけではないはず。というのは
カーテンコールが表していました。
初日のカーテンコールとは思えないほど短く、
スタオベになったのも客席の半分以下でした。
鏡に写っていましたが、2階はほとんどの方が座っていたままだったし
カテコが終わってからの客席には終演後の高揚感が全くなく、
どこか白けた感じすらしました。
こんな状態も、初めてでしたし俳優さんたちも心なしか
浮かない顔をされていたように思いました。

パンフレットを買いましたが
キャスティングされている俳優さんがばーっと載っているページがなく、
代わりに「今日のキャスト」だけがプロフィールと写真付きで載っている
二つ折りの紙がついてきました。
きっと色々ドタバタがあって決まり、俳優さんたちが大変だったのも予想できますし、
新役の方の初日の緊張感は計り知れないものがあるのだと思います。

でも、「何十回何百回やったうちの1回」ということも、値段も同じで、
生涯忘れられない感動を頂けることもあるのですから…

もうこのような気持ちを味わうことがないことを祈ります。


開幕直前! 『コーラスライン』舞台稽古レポート
http://www.shiki.jp/navi02/news/016047.html
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コメント 8

Copecopeco

本日ソワレ行ってきました。昨日こちらのブログを見ていたので、あまり期待せず行ったのが良かったのか、そこまでガタガタではなかったです。初日の緊張があったのでしょうね。
AT THE BALLETはキレイにハモれてるところもありましたし、ジュディも完成されてはいないものの高音外れまくりということはなかったです。あとヴァルですが、今日は枯れてないようでした。裏声多かったのは確かで自分も残念でしたが…。ただ皆さん歌の最後の伸びとか締めとかが甘かったり、う~んというところはありましたね。(ザックやクリスティンは同じ感想です。)
でも経験者組の皆さんは貫禄もあって本当に素晴らしく、特に松島リチーと熊本ディアナは以前より役に入りきっていたし、パワーアップしてると感じました!自分はここだけでもいいと思えるほど凄かったです。
ちなみに田中ポールは今日も一ヵ所噛んでました(笑)あそこはほんと長台詞ですよね。
回し者でもなんでもないですが、ぜひまた時間を置いてでも観に行ってみてくださいね。
by Copecopeco (2011-10-09 00:04) 

Copecopeco

(ご覧になられたら削除願います。)

昨日長文コメントあげさせてもらった者です。昨日の感激後のフワフワした気持ちのまま書いてしまったので、aimeさんのいつも素晴らしい内容のブログに相応しくないコメントとなってしまいました。申し訳ございません。嫌な気持ちにさせてしまったかもしれないので、上のコメントは削除いただいて構いません。一読者としてこれからも楽しく読ませていただきますので、宜しくお願い致します。
by Copecopeco (2011-10-09 09:33) 

-aime-

>Copecopecoさん

そんなそんな!
二件ともいま読みましたが
全然気にしてないです!
ありがとうございます。
むしろあたしの方が怒りに任せて(笑)勢いで書いてしまったので、
読み返して反省していたところでした(>_<)

友達も昨日マチネ見に行っていてメールくれたのですが、
「みなさん、表情が柔らかで昨日の緊張から放たれた感じなのかな(笑)」
「鳥原さんは、きっと昨日よりは良かったはず!ちょいちょい擦れるのは気になったけど、ナンバーの時は大丈夫そうでした」
など、初日より二日目の方が
ずっといい出来だったみたいということを教えてくれました♪

はい!これからもっと良くなる気がするので、千秋楽前にはぜひまた行きたいと思っています(^o^)

全然気になさらずに、また気軽にコメントお寄せくださいね!
これからもよろしくお願いしますm(__)m
by -aime- (2011-10-09 11:09) 

Copecopeco

温かいコメントありがとうございます。
実は自分も、オペラ座を今回の直前に観ていて高井ファントムに持ってかれた身でしたが、オペラ座とはストーリー性も背景も全く違うしそれぞれいいところがありますよね。コーラスラインは自分も大好きな演目の一つで、また観に行く予定もあるので、違うキャストや違う回の表現を楽しみたいと思います。また宜しくお願い致します。
by Copecopeco (2011-10-09 20:59) 

tomo

ご無沙汰しています。8日行ってきましたが、実は最初に書いたaimeさんとほぼ同感でしたので・・・流れを戻してしまって申し訳ないのですが、ちょっと疲れて帰ってきてしまいました。
実は8月に赤坂での来日公演のほうを観てものすごい感動があり、
その記憶が生々しかったので、辛口は私だけかと思っていました。
事前の四季HPもそれほど盛り上がっていない感じだったし・・・
私は歌のことはよくわからないのですが、脇坂さんのダンス、すごく力が入ってしまって、「無酸素呼吸!」みたいに詰まっちゃってる箇所が・・・。まあ、役者さんの個性かな、と。16人すべて完璧ということはあり得ないけれど、役者さんの出来不出来の幅があまりに大きすぎた気も。ああっ、今BS3で石丸さんが出てる~~なにこれ~~ので、勝手ながら失礼させて頂きます(笑)
by tomo (2011-10-10 21:37) 

-aime-

>tomoさん
お久しぶりです♪
tomoさんのコメを読んであたしもテレビをつけましたが
…ほんとになにこれ~!!!
なにがどういういきさつで
石丸さんがあの像の真似をしなきゃいけなくなったのか、
めちゃめちゃ気になります…
って、もう終わっちゃうし(・o・)ナンダッタノ

逆に、あたしはダンスのことは全く分からないのですが
「無酸素呼吸」はなんだか納得(笑)
緊張されているんでしょうね..
でもあんなに踊れる方なのに、
なぜビルを大連投されたのでしょうか…。
ACLはともかく、セリフが多いザックじゃなくても..orz

>役者さんの出来不出来の幅があまりに大きすぎた気も。
…おっしゃる通りです。
初日は特に、だったかと思いますが
今まで四季を観てきたなかで
一番幅が大きかった気がします><


by -aime- (2011-10-10 22:00) 

コニー

同感です。私も初日を観てガッカリしたひとりです。
脇坂のザックは全く出来上がっていませんでした。
「履歴書に書いていない君たち自身ことを話してもらいたい」に続く台詞が出てこなかった時には、「まさか・・・」と思い、「えっ、本当?」と自分の目と耳を疑ってしまいました。
ライトは17人の顔を順に照らしているにもかかわらず、ずっと音楽だけが流れているのですから。
その説明(台詞)がなかったら、この後のオーデションの位置づけが不明のままでは?
稽古不足か、舞台をなめているのか。彼を再雇用した劇団の認識も問いたいです。
浅利慶太も来ていたので、あの舞台の出来をどのように評価するのか、今後の動向を興味を持って見守りたい。きっと何も変わらないだろうけど。
by コニー (2011-10-19 23:48) 

-aime-

>コニーさん

コメントありがとうございます。
お名前からも内容からも、
とてもこのACLという作品を愛していらっしゃるがゆえの
厳しいコメントだと感じましたm(__)m

初日は私の四季観劇の中で1番
出来上がってませんでしたし、
なかなか出ないPVや稽古場の様子、
キャストなどからもそれが分かってしまっていましたよね。
せめてそういったものだけでも隠してほしかったです(笑)

確かにあの台詞は本当に重要でしたよね(>_<)
でもそれを脇坂さんも分かっていたからこそ、
そこまではザックらしく話していたのに
その後からいつもの「戦場カメラマン」チックな
喋り方に戻ってしまったのでしょうね…。

初日がスタオベにならなかったのは
脇坂さん一人のせいではないとも思う反面、
ストーリーを引っ張っていく存在がこうなると
それこそ、書いた通り「相乗効果の逆」に
なってしまうのかなとも思いました。

でも少しずつキャス変がされていて
今週から加藤敬二さんがザックになっていますから
カンパニー全体が締まってきているのではないかと
期待しています。

11月にもう一度行く予定なので、
そのときには納得のいく「What I did for love」を
聴けるといいなと思っています。
by -aime- (2011-10-20 00:05) 

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